皆さん「口内炎」になったことが一度はあるのではないでしょうか。
口の中にプツッとできて、食べ物がしみたり、噛んでしまったりした経験はありませんか。
そもそも口内炎って何なのでしょうか
口内炎について詳しくご説明すると口内炎はお口の中の粘膜が食べ物などで傷つき、そこに菌が入って化膿したものが口内炎です。
本来、口の中の組織の代謝はとても活発で、
だ液によって細菌が洗い流され、
お口の中は体のほかの部分よりも傷が治りやすい部分でもあります。
多くの場合、傷になっても口内炎になる前に治ってしまっているのが実際だそうです。
しかし、
体調が悪かったり、寝不足だったり、ストレスを抱えていたりして、自分の抵抗力が下がってしまっている際に傷ができると、口の中に住みついてしまっている口腔内常在菌が感染を起こし(傷にバイ菌が入り)、口内炎になるのです。
ということで口内炎ができてしまったら、どう治したらよいかをご紹介します。
通常、放っておいても1週間〜2週間ほどで治りますが、なかなか治らない場合は・・・
軟膏を塗る
口内炎の部分に副腎皮質ホルモン剤などのステロイド剤を含む軟膏を塗ります。軟膏は取れにくくなってはいますが、口の中なので、どうしても短時間でとれてしまいます。これは最も一般的な方法で、ケナログと言う商品名で薬局で購入できます。また、歯科医院でも処方するができます。そして、早く治すためには、
1日に何度も患部に塗りなおすことが大切です。
ビタミンを摂取する
ビタミンB2・ビタミンB6等のビタミン剤や
亜鉛というミネラルの摂取が有効だそうです。これらの栄養素が不足すると、代謝が低下し、口内炎になりやすくなります。
亜鉛は最近、研究が進んでいるミネラルで新陳代謝や味覚等にも深く関係している証明されてきているそうです。
レーザー治療
口内炎にレーザーを照射し焼くことで、痛みが軽減され、また、表面にかさぶたができ早く治ります。口内炎はとても過敏なため、通常の照射で痛くないレーザーも、口内炎への照射時は痛みを感じます。
もしどうしても口内炎が治らない場合はお近くの歯科医院へ通院されてみてくださいね